腸と美容の関係は深いということは、最近よく聞くようになってきました。
もし腸が不調になってしまうと、お肌に吹き出物が出たり、かゆみが生じたり、肌荒れにまつわるアレコレが起こります。
実際、お腹がスムーズじゃないときに、感じたことはありませんか?
健康な腸の状態は、体の調子がいいだけでなく、ダイエット効果の向上など、美容にも素敵なことが沢山あります。
エステに行ったり、良いクリームを買うのもいいですが、腸の状態が良くなると、その効果ももっと上がるはず!
腸内環境を改善して美容効果を高める
腸内環境が良いとは?
良い状態の腸というのは「腸内細菌のバランスが良好」だということ。
簡単に言うと、善玉菌の割合が高めで、悪玉菌の数に追い越されていない状態がいいと言われています。
悪玉菌はどんな時に増える?肌はどうなる?
腸内に悪玉菌が増えると、食べ物のタンパク質やアミノ酸から、アンモニアや硫化水素といった有毒物質作り出されていきます。
その有毒物質は、大腸粘膜の血管に吸収され、血液を通して全身をぐるぐる駆け巡ることになります。
その結果、体臭や口臭がきつめになったり、疲れやすい体になったりします。
これでは、お肌のケアをしてもなかなか美容効果が上がらないので、やはり腸内環境を改善してお腹から綺麗になっておきたいですね。
腸内環境を整える方法は?
腸内環境を整える方法は難しそうですが、そんなことはありません。
一般的に、食物繊維は腸内の腐敗物を吸収して、善玉菌の働きを高めると言われているので、ぜひ食べておきたいですね。
腸内環境を整える食材は次のようなものがあります。
おすすめの食べ物6つ
1.発酵食品の味噌、納豆、漬物
生きて腸に届く植物性乳酸菌がたっぷり含まれています。
動物性の発酵食品であるヨーグルトは少なめにして、植物性を多く選ぶといいようです。
2.ゴボウ
食物繊維の含有量はとても多いです。
また、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく含まれていて、血糖値の急上昇を予防してくれます。
3.ひじき
水溶性食物繊維が多いため、便通改善、血糖値ケアにぴったりです。
おまけに、鉄分、カルシウム、むくみ改善に働くカリウムもたっぷり入っています。
4.さつまいも
不溶性食物繊維を多く含むので、たっぷりの水分と一緒に摂るのが効果的です。
なによりも美味しいので、楽しんで食べることができますね。
5.キノコ類
キノコに含まれるキノコキトサンは整腸作用があります。
6.大豆
水溶性と不溶性食物繊維がバランスがよく、善玉菌のエサになるオリゴ糖も含まれていることから、お腹の調子がスムーズになります。
美味しく食べて綺麗な腸=お肌に。
しっかり腸の調子を整えて、体中から綺麗になりたいですね。