これまでに熱中症になったことはありますか?
救急車で搬送されないにしても、
それらしき症状でぐったりしてしまったことがある人はいるかもしれないですね。
スポーツやレジャー、旅行、野外ライブなどはもちろん、屋内に居る時でも、熱中症にかかるおそれがあります。
今日は、暑い時期の悩ましい症状の熱中症について書いていきますね。
熱中症とはどんな状態のことをいうの?
熱中症は25℃位からはじまって、
31℃を越えると急増すると言われています。
気温が高い場所に居ると体が熱くなってきて、
体温を下げる働きが始まります。
その時、皮膚の血管が広がることで血圧が下がって、
めまいや立ちくらみなどが起こったり、
発汗して体温を下げようとすることで、
体の水分と塩分が失われて脱水状態になっていきます。
そして、頭痛や体の倦怠感、吐き気や嘔吐などが見られます。
ここで済めばいいのですが、さらに症状が進むと、
体内の水分がなくなって放熱できなくなり、どんどん体温が上昇して、
まっすぐに歩けない、ひきつけ(全身けいれん)を起こす、意識障害が起こったりします。
怖いですね。
熱中症にはなりたくないですね。
どうやって対処したらいいの?
1.こまめに水分補給する。
ペットボトルを持ち歩いて、少しずつちょこちょこ飲むといいですね。
夏などの暑すぎる日は、塩分もどんどん抜けるので、
水分だけとっていればいいと考えずに、
食事などでしっかりと塩分を摂取しておくことをおすすめします。
胃腸に刺激を与えないためにも、
冷えすぎていない飲み物がいいですね。
2.気温&湿度が高いときは心の準備を
熱中症にならない条件は、
温度28℃以下、湿度50~60%以下が理想といわれています。
気温だけでなく湿度も体に大きな負担をもたらすので、
むっとする天気の日は、気をつけておきたいですね。
3.栄養をしっかりとっておく
バランスよく食事をとることは大事ですが、
その中でも暑いときに摂っておきたい栄養素は、
ビタミンB1
ビタミンC
クエン酸
カリウム
です。
ビタミンB1は、
代謝促進、疲労回復、食欲増進してくれます。
豚肉やうなぎに多く含まれています。
ビタミンCは、
疲労回復、暑さに順応しやすい体を作ってくれます。
かんきつ類や、ブロッコリー、ゴーヤに多く含まれています。
クエン酸は、
疲労を回復してくれたり、酸性に傾きがちな体をアルカリ性に保ってくれます。
レモン、梅干しなど酸っぱいものに多く含まれています。
カリウムは、
細胞内の水分を適切に保ってくれます。
アボカド、バナナなどに多く含まれています。
そして、屋外で活動する際は決して無理をせず、
こまめに休憩をとるようにしましょう。
疲れたな、と思ったら日陰に入って休むようにして下さいね。
暑いときはゆったり活動しよう♡
暑いときは、涼しい服装にしたり、ゆっくり休憩したり、
体にやさしく過ごしたいですね♪